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試合結果 : 平成23年度東京学生体重別選手権大会 結果報告
投稿者 : Staff 投稿日時: 11-09-08 (1096 ヒット)

総監督の高谷です。
さる9月4日、日本武道館におきまして開催された平成23年度東京学生体重別選手権大会に本学より7名の選手が出場いたしました。
結果報告をさせていただきます。

4年生橋本・萩原は66キロ以下級に出場。
いずれも緒戦で拓殖大の選手に背負い投げで敗れましたが、集中が続いていた中盤まではさほど差のない展開でした。
結果は残念ながら、二人とも本学での稽古で確実に地力をつけてきたことが伺えました。
4年前屋は60キロ以下級、緒戦で順天堂大の選手に有効負け。
こちらも敗れはしたものの、粘りをみせ大いに頑張ったといえます。
そして4年主将矢部は従来の81キロから73キロ以下級に落としての出場。
緒戦は成蹊大の1年生に貫禄をみせ大腰と背負いで技ありをとり合わせ一本勝ちでした。
二回戦は東京経済大も選手に対し、大腰で一本勝ち。
三回戦で国学院大の強豪選手との対戦でした。
自分はこの試合を見ることができなかったのですが、池田監督の報告によれば善戦の末に内股で一本負けであったとの事です。
4人の四年生は最後の個人戦、悔しい気持ちもあったと思うのでぜひ四大本戦・二部大会までさらに鍛え、思い残すことなく最高のパフォーマンスをみせてほしいと思います。

さて、2年の坂本(晃)は81キロ級緒戦で帝京大の選手との対戦。
がっぷり組合い十分に勝負できる展開をつくっていたものの、中盤にさしかかったあたりで組み負けた状態からの不十分な大外を払い巻き込みに返され一本負け。
90キロ級の1年坂本(大)は桜美林大の選手相手に開始早々、思い切ってかけた得意の大腰を返され一本負け。
両者ともやや不用意な面がでてしまったものの、強くなるために何よりも大切な「強い体」の持ち主だけにさらに稽古・経験をつめば必ず本学において一時代を築ける可能性を持っていると思いますので、楽しみにしています。

もう一人の1年生出場、60キロ以下級の青柳は緒戦に上智大の選手に余裕のある試合運びをみせ支え釣り込み足で一本勝ち。
二回戦では、結局優勝した国士舘大の選手との対戦でした。
この試合も自分は見られなかったのですが、善戦の末に最後は内股で投げられてしまったとのことです。
この青柳は四大新人戦こそ所用で出場しなかったものの、なかなかのキャリアを感じさせる試合巧者です。
ぜひ今後も大いに活躍してほしいものです。

この東京学生体重別大会に関して、自分の世代はやはり平成初期、3つ下の井上裕光君の活躍を思い出します。
2年時に当時の71キロ以下級において3回戦進出、優勝した東海大の選手相手に1、2回組み負け膝をついただけの僅差判定負け。
3年時、78キロ以下級では3つ勝ち上がり4回戦にて東海大の全日本ジュニア王者に優勢負け。
ベスト8進出ながら推薦選手の関係で東京代表枠が7名であったため、全日本出場はなりませんでした。

大いに可能性を秘めた現在のメンバーに、ぜひ個人戦平成初の全国大会出場を果たしてほしいものです。
まずは今期、四大本戦優勝と二部大会ベスト4の達成に期待します。
自分も及ばずながら力になれればと思いますので、緒先輩方にも応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。


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