会員各位
4月13日、「オール学習院の集い」で高等科・大学・OBが60数名集まり、稽古・親睦戦・懇親会と4時間余り楽しい時間を過ごしました。
甲南大学柔道部OBの皆様との交流について
11月30日の甲南大学柔道部OBの皆様との交流についてご報告いたします。
■11月30日に 甲南大学定期戦を 甲南大学柔道場にて観戦してまいりました。
試合内容は本戦・親睦戦ともに 学習院の惨敗でした。
■敗戦は常になってしまいましたが 今回はほんの少しですが その差が縮小した内容であったと
多くの観戦者が一致する意見だったことも付け加えておきます。
■試合結果詳細と画像は 現役諸君によりHPに掲載されるものと思いますので 以下には
両校のOB交流について ごく簡単にご報告いたします。
■学習院のOBは 木下会長と 藤本が東京から応援に出向き また関西地区では茨木在住
の上中先輩と 神戸在住の大沢先輩が応援に駆け付けてくださいました。
■昭和33年卒業の上中先輩は 第1回の定期戦の道場に立った先輩です。
また高校は甲南高校卒業と言うこともあって この定期戦の重鎮ともいえる存在であり 現在も
非常にお元気に活躍されております。 【注】 応援はいつも学習院側です
■昭和58年卒業の大沢先輩は 甲南と学習院の力が拮抗していた時代の先輩です。
現在は神戸三宮に立派なホテルを経営し 神戸の若手経営者としても活躍する中に この度
甲南柔道部OB会長に就任された辰巳様とも接点が見つかり 両校のますますの深い交流
が期待できるかと思います。
■試合後には甲南大学柔道部OBの皆様と懇親の席がありました。
■甲南大学からは
●私の現役時代は鬼のように怖かった山崎先生。 ( その頃の先生はまだ独身で柔道部員
との交流を最優先にしており 気さくに部員の下宿にも出没されたような素晴らしい先生です )
●前記した学習院大沢先輩と神戸の経済界で接点のある 辰巳新会長。
●昭和30年代卒業で 大先輩である 永井様と松田様。
●現在も学校教育を軸にして柔道に関わる 光本先輩と若手の大村さん。
●大阪府警において 現在も警察柔道界に関わる福田先輩。
●大阪ガス柔道部監督として 現在も実業団柔道に関わる喜多さん。
●御子息が現在 甲南柔道部員として活躍されている斎藤さん。
●そして私と同期で甲南大学近郊に 柔道場を3つも経営する山本君。
以上のように 学習院柔桜会としては羨ましい限りの甲南OBの皆様でした。
■その席の主な話題は次のようなものでした。
1 長い伝統を持つと言い切れるようになったことの意義と喜び。
2 兄弟校ともいえるような 大変に親密な交流を維持していることの価値。
3 出席者各人の宝物のような思い出の数々。
4 柔道そのものの魅力。
5 もうすぐに甲南と学習院の定期戦が60回を迎えるにあたり何か記念行事をとの提案。
などなど 極めて親しく和やかに交流をさせていただきました。
■懇親会は大変に意義のある楽しい時間でしたのであり ここに書ききれないことばかりです。
またそこには甲南大学の山崎先生、OBの皆様および現役の皆様より大変なお気遣いを
いただきまして 木下会長はじめ学習院側からは 感謝の一言しかありません。
■また山崎先生より 甲南の皆様がブータン王国へ柔道遠征された際の立派な記念誌を
当日の学習院側の参加者 および学習院柔桜会、石井顧問および池田監督あてに頂戴を
いたしまして 誠に有り難うございました。
●なお山崎先生の御子息(2010年甲南柔道部卒)は初代ブータン王国柔道師範です。
■次回は目白での開催になりますので ぜひ多数の学習院柔道部OBの皆様に甲南大学との
定期戦を観戦いただき また甲南柔道部OBの皆様との旧交を温めていただきますよう
お誘いとお願いを申しあげる次第です。
1984年(昭和59年)卒業 学習院柔桜会 藤本克哉
海外研修のご報告
2年 青柳 大介
菅井 真悠
2月25日から3月8日の間、東京学生柔道連盟主催の海外研修が行われ、本学からは青柳、菅井の2名が参加しました。
2月26日から28日の3日間はカナダのモントリオールに滞在し、志道館と練習及び交流会を行いました。志道館の選手は想像以上にレベルが高く練習はとてもキツイものでした。海外の柔道のレベルがものすごく上がっていることを直接肌で実感することができました。
そして3月1日から5日はアメリカのワシントンDCに滞在しました。ここではワシントン柔道クラブの人達と練習及び交流会を行いました。練習試合も行なわれ、青柳、菅井共に一本勝ちをすることができました。
ここで印象に残ったことは子供から50歳を超える人までの幅広い年齢層に加え、様々な人種の人が共に柔道をしていたことです。この光景は日本ではなかなか見られないものであると思いますし、この光景を見たとき柔道が様々な人に愛されていることを実感しました。
また観光ではワシントンにあるリンカーン記念堂やキング牧師の彫刻やスミソニアン博物館の展示品など教科書やテレビでしか見たこのない様な歴史的な物を実際に自分の目で見られたことに加え、アメリカ大使館への訪問やジョージタウン大学の教授の講演など貴重な話をたくさん聴けてとても充実したものでした。
残りの3日間はアメリカのNYに滞在しました。NYでは柔道は行われず観光がメインでしたが、ここでは国際連合の本部など世界の重要な機関を見ることができました。
今回の研修で私たちはたくさんのことを経験することができました。今後の人生でこの経験を活かすことができるようにしたいと思います。
研修の参加にご支援いただいた木下会長はじめ柔桜会の皆様には心から感謝申し上げます。
この度は本当にありがとうございました。
平成22年寒稽古は本日をもって終了いたしました。
1月5日から7日間、例年通り午前6時より大学武道場において中等科・高等科・大学生とOBが約2時間、寝技・立技の乱取などで汗を流しました。
今年は中・高等科生の皆勤者が8名と大学生の7名を上回り、将来に期待が持てる嬉しい成果もありました。
今日の最終日は学生食堂で鏡開きを開催し、波多野院長はじめ多数のご来賓に臨席賜り「昨年と比べ顔つきが違うと」あたたかいお言葉もいただきました。
坂下師範のお言葉にもありましたが、この寒稽古が「学習院柔道の今年のはじまり」であり、今年1年間 中等科・高等科・大学生がそれぞれの目標に向かって稽古に励む所存です。
引き続き皆様の応援、よろしくお願い申し上げます。