柔桜会員各位
柔桜会長 木下 和之
紅葉の時節となり、皆様お元気でお過ごしの事と存じます。
震災に遭われた皆様も少しずつ元気を取り戻されている様ですが、まだまだ厳しい状況と思われます。心よりお見舞い申し上げます。
さて、柔道部も後半戦に入り、下記のとおり試合が続きます。
先週の東大戦は幸いにも勝利致しました。
今後も、道都大との夏合宿で鍛えられた成果を各自が発揮してくれるものと期待しております。
皆様の応援をよろしくお願い申し上げます。
記
10月16日(日) 豊島区大会
10月23日(日) 四大学本戦(於:成蹊大学)
10:00 開会式
開会式が終わり次第試合開始
11月6日(日) 東京学生2部大会(於:講道館)
以上
総監督の高谷です。
さる9月4日、日本武道館におきまして開催された平成23年度東京学生体重別選手権大会に本学より7名の選手が出場いたしました。
結果報告をさせていただきます。
4年生橋本・萩原は66キロ以下級に出場。
いずれも緒戦で拓殖大の選手に背負い投げで敗れましたが、集中が続いていた中盤まではさほど差のない展開でした。
結果は残念ながら、二人とも本学での稽古で確実に地力をつけてきたことが伺えました。
4年前屋は60キロ以下級、緒戦で順天堂大の選手に有効負け。
こちらも敗れはしたものの、粘りをみせ大いに頑張ったといえます。
そして4年主将矢部は従来の81キロから73キロ以下級に落としての出場。
緒戦は成蹊大の1年生に貫禄をみせ大腰と背負いで技ありをとり合わせ一本勝ちでした。
二回戦は東京経済大も選手に対し、大腰で一本勝ち。
三回戦で国学院大の強豪選手との対戦でした。
自分はこの試合を見ることができなかったのですが、池田監督の報告によれば善戦の末に内股で一本負けであったとの事です。
4人の四年生は最後の個人戦、悔しい気持ちもあったと思うのでぜひ四大本戦・二部大会までさらに鍛え、思い残すことなく最高のパフォーマンスをみせてほしいと思います。
さて、2年の坂本(晃)は81キロ級緒戦で帝京大の選手との対戦。
がっぷり組合い十分に勝負できる展開をつくっていたものの、中盤にさしかかったあたりで組み負けた状態からの不十分な大外を払い巻き込みに返され一本負け。
90キロ級の1年坂本(大)は桜美林大の選手相手に開始早々、思い切ってかけた得意の大腰を返され一本負け。
両者ともやや不用意な面がでてしまったものの、強くなるために何よりも大切な「強い体」の持ち主だけにさらに稽古・経験をつめば必ず本学において一時代を築ける可能性を持っていると思いますので、楽しみにしています。
もう一人の1年生出場、60キロ以下級の青柳は緒戦に上智大の選手に余裕のある試合運びをみせ支え釣り込み足で一本勝ち。
二回戦では、結局優勝した国士舘大の選手との対戦でした。
この試合も自分は見られなかったのですが、善戦の末に最後は内股で投げられてしまったとのことです。
この青柳は四大新人戦こそ所用で出場しなかったものの、なかなかのキャリアを感じさせる試合巧者です。
ぜひ今後も大いに活躍してほしいものです。
この東京学生体重別大会に関して、自分の世代はやはり平成初期、3つ下の井上裕光君の活躍を思い出します。
2年時に当時の71キロ以下級において3回戦進出、優勝した東海大の選手相手に1、2回組み負け膝をついただけの僅差判定負け。
3年時、78キロ以下級では3つ勝ち上がり4回戦にて東海大の全日本ジュニア王者に優勢負け。
ベスト8進出ながら推薦選手の関係で東京代表枠が7名であったため、全日本出場はなりませんでした。
大いに可能性を秘めた現在のメンバーに、ぜひ個人戦平成初の全国大会出場を果たしてほしいものです。
まずは今期、四大本戦優勝と二部大会ベスト4の達成に期待します。
自分も及ばずながら力になれればと思いますので、緒先輩方にも応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
柔桜会員各位
監督 池田 知靖
大学柔道部は8月21日から27日まで、北海道北広島市にある道都大学で合宿を行います。
合宿前は19日まで通常稽古を行い、20日は準備日としてオフにいたします。
総監督の高谷です。
6月24日より行われた全日本学生柔道優勝大会に本学が出場いたしました。
今年は全日本学生柔道連盟60周年記念大会として全国からオープン参加ということになり、出場が実現したものです。
23年前の昭和63年に日本学生柔道連盟統一記念として行われた大会以来の全国大会出場となります。
(平成3年にも40周年記念のオープン参加大会がありましたが、その際は不出場)
さて、一回戦の相手は福井工業大学。
北信越代表として昨年も全国出場を果たしています。
本学先鋒は2年岡本。
互角の攻防の中、内股をもろに受けてしまい一本負け。
やや集中力に難ありか。
次鋒は4年キャプテン矢部。
本来なら1点が期待されるところでしたが、彼軍もポイントゲッターのモンゴル人選手。
高校時代には全国選手権で野村とも対戦経験があるそうです。
肩車にて一本負けを喫しました。
五将4年野村は内股から払い腰、さらには足車気味の変化をみせ一本勝ち。
久々に本領を発揮し、一矢報います。
中堅は1年坂本(大)。
袖釣り込み腰や密着しての裏投げの攻防で何度も優位にたちますが、残念ながらポイントにはいたらず引き分け。
三将には4年橋本。
久々の試合でしたが体格差もあり払い腰一本負け。
副将2年坂本(晃)、これもやや体格では劣勢だったもののよく攻めていきました。
ポイントは取れず引き分け。
大将には4年萩原。
これまたかなり対格差があり、終始組み負け指導を重ねられての反則負け。
大きい相手に対し組みとめることが出来ずに頭が下がるという課題、あと少しの学生生活ですがぜひ克服してほしいところ。
以上、1-4にて緒戦敗退を喫してしまいました。
試合後、坂下師範からは「これまでになくメンバーが揃っている今だからこそ期待が大きい」旨のお話がありました。
まさにその通りだと思います。
ぜひ下半期にむけてさらに鍛えこみ、二部大会では最高の仕上がりを期待したいものです。
緒先輩方にもご指導のほど、よろしくお願いいたします。
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平成23年四大学柔道優勝大会新人戦結果
平成23年6月12日(日曜日) 於:学習院大学
優勝!!
本院は3戦全勝し、二連覇を達成しました!
学習院大学3 - 1 成蹊大学菅井 真悠 弐段 引分 秋元 大紀 初段 坂本 大樹 弐段 ○ 袖釣込腰 片山 海斗 初段 横山 翔馬 初段 背負投 ○ 齋藤 悠太 初段 岡本 渉
初段 ○ 上四方固 林 諄哉 初段 坂本 晃輝 弐段 ○ 不戦勝 学習院大学 5 - 0 成蹊大学菅井 真悠 弐段 ○ 合技 喜多村 力 初段 坂本 大樹 弐段 ○ 袖釣込腰 奈良部 仁志 無段 横山 翔馬 初段 ○ 背負投 下村 磨久 無段 岡本 渉
初段 ○ 横四方固 小寺 恭平 初段 坂本 晃輝 弐段 ○ 払腰 小粥 寛之 初段 学習院大学 3 - 0 武蔵大学菅井 真悠 弐段 引分 坂間 慎吾 弐段 坂本 大樹 弐段 ○ 合技 西村 慧 初段 横山 翔馬 初段 ○ 上四方固 根岸 秀道 初段 岡本 渉
初段 ○ 崩袈裟固 四條 勝也 初段 坂本 晃輝 弐段 引分 尾黒 荘太 初段