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お知らせ : 平成27年度輔仁会課外活動優秀団体表彰式
投稿者 : Staff 投稿日時: 16-03-27 (935 ヒット)

学習院において柔道部が優秀団体として表彰され、さらには全団体・全学生の代表として永井君がスピーチを行いました!!

 

柔桜会会員 各位

 

我が学習院大学柔道部が、学習院桜友会より表彰されましたのでここにご報告いたします。

この3月16日に、学習院桜友会設立95周年、平成27年度輔仁会課外活動優秀団体表彰式および懇親会が、学習院百年記念会館で開催されました。

ここには、内藤学習院長、井上学習院大学長をはじめとする学校側からの御来賓、そして主催者側である桜友会の東園桜友会長、黒川副会長、嘉納助成金支給委員会委員長などが 並ばれました。

これに向かい合う形で、大学17団体、女子大学2団体、高等科3団体、中等科1団体が着席するという盛大な会場で表彰式が執り行われました。

そしてここにおいて、我が柔道部1年生の永井崇匡(ながいたかまさ)君が、その中でも特に成績優秀ということで、全団体・全学生を代表して会場の全員の前でスピーチをするという栄誉をいただきました。

永井君のスピーチはおおむね次のものでした。

■群馬県の中之条町に生まれ、小学校からずっと継続して柔道の稽古をしてきたこと。

■中学校から親元を離れて東京に出て、ここでも勉学と柔道の稽古に励んできたこと。

■入試を経て学習院大学理学部数学科に学びながら、大学柔道部で稽古をしていること。

■昨年11月に開催された第30回全国視覚障害者柔道大会73キロ級で優勝したこと。

■今後は東京パラリンピックに出場して、メダルを取るためにさらに努力をしていくこと。

会場には数百人の参列者がおりましたが、永井君のスピーチに惜しみない大きな拍手が贈られました。

やはりこれは会場の全員が、永井君の実績である全国優勝が単なる大学生の大会のものではなく、オリンピック・パラリンピック出場に最も近い位置にある全日本選手権とも言える大会の優勝であることを知っているからだと思われます。

事実、永井君は全日本の強化選手に選ばれており、これによって数学科の厳しい授業や大学柔道部の毎日の稽古に並行して、毎月で行われる講道館等での強化合宿に参加し世界選手権やパラリンピックでの優勝を目指しております。

表彰式の後は優秀団体・選手が招かれての懇親会となりました。

ここにおいても 《柔道部の永井!》 が前面に出る事となり、内藤院長からは「学習院の目指す文武両道の鏡である柔道部の永井」、東園会長からは「東京パラリンピックでメダルを目指す柔道部の永井」といったお言葉をいただきました。

これには永井君だけでなく、同席した柔桜会役員も現役柔道部員もおおいに感激いたしました次第です。

その後、懇親会は学習院院歌を斉唱して閉会となりました。

永井君はこの表彰を機に、学習院全体からの期待を背負い、さらに一層世界選手権や東京パラリンピックという目標が大きくなってきたと思われます。

また他の柔道部員も永井君に負けじと自らが強くなり、そしてそれが永井君の応援につながっていくと確信した事と思われます。

永井君は将来は数学の教員になることを目指して、大学院進学を希望しております。

もし彼が5年後の東京パラリンピックに出場してメダル獲得ともなれば、学習院の現役の学生、現役の部員が世界中に文武両道を示すこととなり、これは嘉納治五郎師範の理想とするもののひとつであると思います。

学習院も柔桜会も、永井君がパラリンピック出場を決めたら応援するという消極的なものであってはならないと思います。

現役の学生として、現役の部員として出場できるように、更にはメダルを獲得できるように今から大いに積極的に応援していく姿勢を取りたいと考えております。

柔桜会会員の皆様には、ぜひとも大きな、あらゆる形での応援とご指導およびご鞭撻のほど何卒よろしくお願いを申しあげます。

 

学習院柔桜会  会長  木下 和之


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